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ザ・ノンフィクション半グレを作った男

ザ・ノンフィクション半グレを作った男の再放送を観ました。

あらすじネタバレ有

暴力団には所属せず、犯罪を繰り返す集団「怒羅権(ドラゴン)」の創設メンバーである汪楠(ワン・ナン)が主人公。

「相手を殴ってどんどん興奮して最後に日本刀で腕切り落として、それでも怒りが収まらずに首を切り落とそうとして、やっぱり切れなかったんだよね。硬くて…」19歳で逮捕されたときのことを話す。

そんなワン・ナンを救ったのが、阿Q正伝という1冊の本と、裁判官の言葉だった。

13年の刑期中は、見ず知らずの顔も見たこともない人からの手紙や本などに励まされ、過去の罪を償い、更生を誓う。

47歳になったワン・ナンは出所後、受刑者や出所者を支援する活動や、受刑者に本を差し入れる活動をしている。

出所者を支援する活動では、やはり裏切りもあり、ワン・ナンの婚約者が工面してくれた活動資金50万円が面倒を見ていた出所者に持ち逃げされてしまう。

持ち逃げした犯人と意外な形で対面したワン・ナン。

開口一番言い訳ばかり並べる犯人に、ワン・ナンは目も合わさず、一言も発しなかった。

なぜ何も言わないのか理由を聞くと、「正論を言っても、今は聞く耳を持たないだろうしねぇ?」と苦笑を浮かべるワン・ナン。

かつて、怒りで首を切り落とそうとした彼の姿はそこにはなかった。

人は変われる

ここ数日、原因と結果の法則という本を読んでいた私は、人生を変えるために、自分自身を変えたいと思うようになっていました。

そこにこのノンフィクションは、とてもタイムリーで、ナレーションのセリフ「人は変われるのです。」という言葉がとても胸に響きました。

何かを変えたいと思ったとき、できることは自分が変わること、自分を変えることという力強さを感じました。